結論から話す小技
今日は、誰からも一目置かれる会話上手になる極意をお話しましょう。
あなたは、友人の悩み事を聞いているときに、『だからどうしたいの?』・・・と
思わず突っ込みたくなるときはないですか?
また、社内でのミーティングなどでも、話の述語があるようで実は無いという光景に出会うことはありますよね。
人によって話の仕方は千差万別ですが、あなたは、以下のどちらを多く活用していますか?
①人に話をする時は、まず伝えたい結論的なことから話をし、あとにその理由を述べる。
②頭に浮かんだ文章を主語から順番に、話の流れが出来るようにまとめる。
ビジネス上の会話と友人同士の会話では、もちろん話の仕方は違うと思いますが相手に理解をされやすい話し方は、やはり最初に結論を話すほうが圧倒的に支持を得ます。
また、プレゼンテーションやディスカッションの時においても、同様のことが言えます。
先に伝えたいポイントや、結論から話をすると非常に文章のキレがでてきますね。
社内でも話がうまいなぁと思われる方は、殆どこのような使い分けをされていることでしょう。
もっと高度なレベルになると、結論や自分が一番聞いて欲しい部分などに焦点があたるように、予め話にお題目をつけると効果的です。
この方法を『フレーミング』といいます。
例えば、あなたが後輩の提出したレポートに意見をのべるとしましょう。
こんな感じです。
『非常に良く出来ていますね。ただし3つだけ重要なポイントが抜けています。
これは、あなたの賞与査定に関係することですから、よく話を聞いてくださいね。』
・・という具合だと、相手はどう受け止めるでしょうか?
かなり、真剣にあなたの話に耳を傾けそうですよね。
つまり話の文脈よりも、言葉の持つパワーの方が相手を説得させてしまうのであります。それほど、結論つまり述語が大事だということですね。
これからは、日本語を英語の文法で話す気持ちで、人と話をしてみると相手から受けるあなたの印象がかなり違ってくるでしょう。
ただし、彼氏の前では使用に注意してくださいね。さもなければ、
『最近のおまえ、なんか変わったなぁ・・・』とビビってしまう人もでてくるといけませんからね!!