コラム:ビジネス編

キーマンに出会う

とある有田焼の陶磁器の展示会に行ったときの事である。
器や陶器に興味があるかたには、ぜひご紹介したいほどのすばらしい作品のオンパレードでしたが、今日はその展示会の集客についてお話を致したく思います。

ネットワークビジネスの世界では、「●ムウェイ」といえば「中島 薫さん」・・・というレスポンスが来ますよね。
そう、あの中島さんもが集う場所でございました。

中島さんのテンションを目の前で拝見したのですが、やはりスゴイです。
しかし、わたしがさすがだなぁ・・・と思ったことは、ご本人の影響力の実践です。
展示会の前夜に彼がとあるパーティでちょこっと宣伝しただけで、およそ50人くらいの方が来場したということでした。

主催者が動かずして、そのファンが人を呼んでくる・・・・これが現代のクチコミマーケティングの王道です。

その主催者には他にも同じようなキーマンが何人もいて、ご来場の約6割近くが紹介者を通してきているとの事。
なんという効率的な営業方法だろうか。商材はともかく、本人の興味の有無を無視してでも足を運ばせる威力を持った人々を私はその会場で何回も見ることができた。その人々の共通点はこうである。

1、リーダーシップがある。
2、人をひきつける話題もっている。
3、個性を引き立てる身なりをしている。
4、勢いやエネルギーが高い。
5、媚びない。
6、人の紹介の仕方がとてもスムーズ。
7、誰とでも会話ができる機転がある。
8、どんな場所においても、存在感をかもし出す。

まだ他にもあるかと思うが、とにかくコミュニケーション能力は抜群である。
逆にいえば、そのキーマンともう一度逢いたい・・・と思わせるものを殆ど備えているのである。
本人が自覚している場合もあればそうでない場合もあるが、それはあまり関係がない。むしろ、そのキーマンとよばれる人とどうやってお付き合いしていくか?・・・がポイントかと思うのであります。

例えばあなたが次回の誕生日に100人くらいの人を呼んで大パーティを開くと仮定した場合、一緒に人を呼んできてくれるほどのキーマンは、いったい何人くらい思い浮かぶことでしょう?

これが誕生日ではなく自分のビジネスに必要となれば、もっと人数は減る可能性がありますね。
でも、ここが人生をハッピーに生きれるかどうかの境界線だと私は思っています。
なぜなら、人が1人でやれる事のほうが少ないからです。

人として生まれた以上は、人とかかわり、時にはリードし、そして自らを成長させることでまた周りへ還元するパワーを身に付けていく・・・・
それが、幸せを生み出す原理だと思うからです。
よく、幸せは巡ってくるもの・・・とか待ちの姿勢でたとえられる事が多いかと思いますが、私はその反対の考えをもっています。

『幸せは作り、与え、実感するもの』だと・・・

わたしもキーマンの一人ではあるが、上には上がいる。
そのキーマンの上とは、この展示会の主催者のようなキーマンを人脈に持つ人たちのことである。
それは、魅力あるキーマン本人が認めるほど、更に魅力的な人格を備えた人たちだからである。
その領域に達するには、私もまだ修行が足りないと実感しているのでした。

ちなみに、この展示会の主催者のHPがあるのでお知らせしておきましょう。

(有)東西古今
http://www.touzai-kokon.com

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